アメコミヒーローって、冷静に見ると「へんな格好だなぁ」と思うこともしばしば…。
でも、やっぱり「ヒーロー！」って感じで、なんかものすごくカッコいいんですよ。アメコミヒーローたちの、この、引きの強い魅力って、一体なんなんでしょうねｗ
今回は、たくさんのアメコミヒーローたちを生み出し続けているマーベル社の「マーベル展」を見に行ってきましたので、ご紹介させていただきます。
|
|
|
<もくじ>
東京シティービューって、どこ？
終了1週間前とギリギリになってしまいましたが、行ってきました「マーベル展」。
開催場所は、六本木ヒルズの東京シティービュー（52F）です。
この日の六本木はとてもいいお天気で、まさにおでかけ日和。
大江戸線の六本木駅から5分ほど歩いて、六本木ヒルズに到着です。
早速、東京シティビューを目指したのですが…、
たまに、柱にマーベル展のポスターが貼ってあるけど、「東京シティビュー」はどこなの？！
…いきなりですが、なんだかよく分からずに、六本木ヒルズ内をうろうろと歩き回ることに…。
何度も来たことあるのに～
六本木ヒルズ内に撮影スポットが！
あれこれと気をちらしながらｗウィンドウショッピングをし、しばらく歩いていると、ラックに並ぶマーベル展のパンフレット（冊子）が目に止まりました。
パンフレットには、マーベルヒーローのグッズや、ヒルズ内の撮影スポット、レストランとのコラボメニューなど、知りたい情報は一通り入っています。これ、最初に探せばよかったですｗ
早速パンフレットを手に取って中を確認すると、撮影スポットがあちこちかなりたくさんあるではないですか！ちょっと、置き過ぎじゃないｗ？
でも、地図のチェックマークを見るとどうしても行ってみたくなってしまいます。なので、全部は無理だけど、ちょっと行ってみます！
ぶつぶつ言いながら、場所もよく分からないのに結構広い六本木ヒルズ内をさらにうろうろしました。
まぁ、あちこちにマーベル関連の等身大フィギュアやポスターがあるんですよ！！なかなかのマーケティング上手ですｗ
パンフレットを見ると、他にも撮影スポットはたくさんあったのですが、私にはこれで精いっぱい…。マーベル展にも早く行きたいし、方向音痴にしちゃ、よく頑張りました。
どうせ撮影スポットのフィギュアなんて適当な造りだろうと思っていましたが、キャプテンアメリカとかソーもわりと精密な出来栄えでみんなカッコ良かったです。
なかなかの男前だしね！
東京シティービュー発見！チケットを購入
なんやかんやで気づけば1時間ほど経過しており、軽い疲労感が…。
これ以上歩きまわるとマーベル展に支障がでると思い、再度、東京シティビューを目指しました。
ちょっと疲れたので、一旦休憩しようと思い、2F（？）の広場に戻ってくると、明治ロカボーノカフェの試飲イベントがやっていて、ちょうど、お店の人に「東京シティビューってどこですか？」と聞いている女性2人組が。
休憩は置いといて、その2人のあとをさりげなくついていったところ、入口は森美術館のところでした。六本木TOHOシネマズのとなりらへん。小さめですが、マーベル展の看板が出てました。
早速、チケット売り場へ向かいました。
平日 金曜の14：00頃に行ったのですが、そんなに混んでおらず、5分かからずにチケットを購入することができました。ちなみに、マーベル展専用のチケット購入列があるわけではありません。どの列に並んでもチケットは購入できます。（前を歩いていたカップルが、「ここ違うんじゃない？」と並ぶ列で悩んでいましたので。）
いよいよ、マーベル展へ
チケット購入後、エレベータで一気に54階へ。
私は身軽が好きなので、まず、エスカレーターの間にある通路を進みコインロッカールームへ行き、スマホとチケット以外は全部預けました。（100円入れて、あとで返ってくるロッカーです。）展示会の最後にグッズショップが数ヵ所ありましたので、グッズを買いたい人はおサイフを忘れずに。
早速、マーベル展に入場しましたが、とてもいい天気で見晴らしも良く、
いい景色なのに、もったいないですわ。
入ってすぐ目の前に東京タワーが見える、とても景色のよいフロアーです。
なるべく窓際には近づかないようにして見上げると、5m級のアイアンマンがお出迎えしてくれます。
アイアンマンの実寸がどれくらいか知りませんが、これはちょっとデカ過ぎますね。
でもしっかりしたつくりで、カッコいいです。ポーズもよし♪
壁を見るとスパイダーマンが張り付いてご案内（？）してくれます。
うーん、マーベルｗ
展示会の会場内は撮影できる場所が限られていましたが、マーベル社の歴史や、ヒーローの誕生順・時代背景など、なかなか興味深い説明パネルがずらりと並んでいます。
じっくり読むと、結構時間がかかります。
ブースごとに各ヒーローの私服やスーツ、フィギュアなども展示されており、映画の映像もたくさん流れていますので、アメコミファンの方もそうでない方も十分に楽しめたのではないでしょうか。
キャプテン・アメリカの主人公スティーブ・ロジャース（クリス・エヴァンス）は最初、かなり貧相でざんねんな少年だったのですが、未来技術でムキムキのヒーローに生まれ変わります。
この貧相時代のスティーブ・ロジャースは、クリス・エヴァンスの動きをモーションキャプチャーで記録し、CG技術を使って、肩をなで肩に、首を細くしたりと修正をかけていたそうです。さらに貧相時代のスティーブ・ロジャースにはボディダブルもいて、クリス・エヴァンスの演技を近くで見て正確に真似て出演していたそうです。
そういう目で見ていなかったのもありますが、映画ではぜんぜん分かりませんでした、さすがｗ
アメコミは、時代背景を武器に（1941年頃のアメコミの表紙はキャプテン・アメリカがヒトラーを殴っているもので、とても有名かつ、バカ売れしたそうです。その時代の願いが込められていたのでしょうか。）一時はとても売れましたが、テレビが普及しはじめたこともありコミックスの売上は低迷し、とうとう1997年にマーベル社は倒産してしまいました。
その後、マーベル・エンターテイメントと名を変えて新たにスタートしましたが、2009年にウォルト・ディズニー・カンパニーに買収されています。
マーベル・エンターテイメントの貧乏時代には、起死回生を狙って映画「アイアンマン（2008年）」の制作をしています。
主人公のトニー・スターク（アイアンマン）をロバート・ダウニーJr. に依頼したのは賭けだったそうで、結果、想定以上の大ヒットを飛ばし、この後、アベンジャーズなどマーベルヒーローたちの映画が次々と制作されることになります。
映画の最後に、ちらちらとアベンジャーズを思わせるメンバーが出演していてワクワクしますよね。
なぜアベンジャーズにスパイダーマンがいない？
ちなみに、映画「アベンジャーズ」に、スパイダーマンがいないのにお気付きですか？
これは、スパイダーマンがアベンジャーズに参加したのが2005年からだったというのと、もうひとつ大きな事情がありました。マーベルは、自社で映画制作会社をもっていなかったため、映画化権を売って映画を作ろうとしていたからなんです。
アベンジャーズの他メンバーの映画化権はマーベルが持っていましたが、スパイダーマンはコロンビア・ピクチャーズが持っていたため、参加できなかったというわけです。
嬉しいことに、現在（2017年）は、ソニー（コロンビア・ピクチャーズの親会社）とマーベルとの話し合いで、スパイダーマンの映画化権を共有することが公式発表されましたので、今後のアベンジャーズシリーズには、いよいよスパイダーマンも参戦です。
どのシリーズやシーンに登場するのか、その活躍や今後の他のマーベルヒーローとのコラボレーションも楽しみですね！
マーベルグッズショップ
展示会の終わりに、グッズショップがあったのですが、そこに並んでいるフィギュアもカッコいいこと。
等身大のフィギュアもあり、アメコミ感満載の楽しいショップでした。
イギリス BBC放送のドラマ「シャーロック」で人気急上昇の俳優ベネディクト・カンバーバッチが演じるドクター・ストレンジもいましたよ！
こちらにもキャプテン・アメリカ（クリス・エヴァンス）がいました♪
全体的に、リアル等身大フィギュアの展示が多く、見ていてホント楽しかったです。ショップもフィギュアが多かったな～。
「マーベル展」まとめ
いやー、いろんな意味で楽しかったです♪
しかも、マーベル展に行ったおかげで、今までもやっとしていたDCコミックスとマーベルコミックスのヒーローを分類できるようになりましたｗ
今後のマーベルのアメコミ実写映画を楽しみに待ちたいと思います♪
というわけで、いろいろ学べたマーベル展は超楽しかったです！
「マーベル展」展覧会概要
| 会期 | 2017年4月7日（金）～6月25日（日）80日間 |
| 会場 | 六本木ヒルズ森タワー52階 東京シティビュー 東京都港区六本木6-10-1 |
| 営業時間 | 10:00～22:00（最終入場21:30） |
| 主催 | 東京シティビュー、NHKプロモーション |
| 特別協力 | ウォルト・ディズニー・ジャパン |
| 協力 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
ロバート・ダウニーJr.、ハマりすぎ！
|
|
|
|
