勉強や読書、調べものなど、快適な空間で集中したいなら、やっぱり図書館ですよね。
うちの近所にも図書館はあるのですが、ちいさいので探しても目的の資料がなかったりするわけです。
まぁ、そうこうしているうちに、他の本棚に目移りして、ぜんぜん違う本を見ていることも多々ありますがw
今回は地元の小さい図書館ではなく、思い切って日本一の蔵書数を誇る「国立国会図書館」に行ってきました。
せっかくなので、図書館の様子を書いてみたいと思います。
永田町ですよ~
小市民なもので、ちょっと緊張します。
<もくじ>
深く、正確な情報が欲しいときがある
いろいろなことを調べるのにインターネット検索はとても便利なんですが、薄い内容や同じようなことしか載っていなかったり、ちょっと内容の正確性に不安を感じるときがあります。
そうすると、やっぱり頼りになるのは書籍ですかね。
でも、本を買い続けているとお金もかかるし、家の中が本だらけになってしまいます…
「より詳しく、正確な内容を知りたいと思うときに、どうすればいいのかしら?」と考えたら、やっぱり「図書館」ですよね?
そして、せっかくなら蔵書数が一番多い図書館がいいな、と。
早速、調べてみると、日本一の蔵書数がある図書館は、永田町にある国立国会図書館でした。
納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館である
※出典:ウィキペディア
すごい!ここなら間違いないんじゃないですか?
というわけで、何を調べたいかはノープランで永田町へ向かうことにしました。
行く前に国立国会図書館のウェブサイトで確認してみると、事前登録(身分証明書)が必要と書いてありました。
私は運転免許証を携帯しているので問題ないようです。
ちなみに、国立国会図書館のウェブサイトでは、電子書籍の検索・閲覧もできます。
本が多すぎる場合、検索方法がしっかりしていないと、希望の本がみつからない気がしますね。
永田町の駅って迷路ですか?!
とにかく国会の横にあるんだから、永田町へいけばいいだろうと思い、地下鉄を乗り継いで半蔵門線の永田町駅に着きました。
「有楽町線 2番出口(A)から徒歩5分」
っていうか、ここ、どこ?
行けども行けどもぜんぜんたどり着かないんですよ。
不安なこと、この上なし。
そのうち、改札の中なのか外なのかもよく分からなくなってしまいました。
しばらく地下をさまよいつつ、有楽町線のホームを端から端まで歩き切ったところに、やっと「A2出口」が!
ここは迷路か?!
登録申請から入館まで
場所がちゃんとわかっている場合の徒歩5分って早いですよね。
国立国会図書館はA2出口を出て目の前にありますので、迷うこともなく、安心ですw
ただ、かなり大きな図書館で本館&新館があり、建物が見えていても入口まで5分は歩くわけです。
右手には国会が見えます。
おおー、永田町!
へぇ~、こんなに近くにあるんですね~
しばらくまっすぐ歩いて図書館の入口に到着すると、右側にベンチに座った像がありました。
ちょっと存在感あったので、見つめてしまいました。
手前が本館で、さらに奥に進むと新館です。
私は初訪問で未登録だったので、まずは新館に登録手続きにいきました。
新館入口を入ると、目の前に案内のお姉さんがいましたので、
声をかけると、すぐに登録申請書をくれて簡単に流れを説明してくれました。
とても親切です、有難うございました。
早速、申請書に必要事項を記入し、入口右奥のカウンターへ向かいます。
受付には3人担当者の方がいて、私の前には5人ほど並んでいました。
みなさん、初めて来たようです。
待つこと5分、私の番がきました。
申請書と免許証を渡すと、氏名・住所などの確認をし、カード発行まで少しお待ちくださいとのこと。
ちなみに、登録証の更新期限のお知らせに便利なので、メールアドレスは書いておくとよいでしょう。
近くのソファに腰かけ、図書館のパンフレットを見ながらさらに5分ほど待っていると、名前を呼ばれてカード発行されました。それと一緒に、ID/PASSが記載された紙も渡されます。
うすいブルーのカードでID番号や名前が記載されています。
受付カウンターを通り過ぎると、ロッカールームで、右手にビニール袋の手提げがあります。
貴重品はそのビニール袋に入れて、あとはロッカーに預けます。(100円入れて、あとで戻ってくるやつです。)
あ、入館に必要なので、登録証はしまわずに持っていきましょうね!
荷物を預けた後、奥の通路から、新館の入口へ行きます。
-おー、自動改札になってる!しかも警備員さんもいる!
ちょっと緊張気味に、自動改札に先ほど発行された登録証をかざすと、ゲートが開き、無事入館です。
昔ながらの建物、パソコンだらけの整然とした図書館です。
中に入ると目の前に図書館の案内各種があり、右側にはスマホが使える通話エリアとお手洗いがあります。
かなり広いので、利用方法含め、図書館の案内はちゃんと目を通した方がよさそうです。
奥には司書のカウンターとテーブル、白いデスクトップPCがずらーっと並んでいます。
普通の図書館のように、本棚がずらーっと並んでいる感じではありません。
というか、むしろ本棚は少ないです。
とりあえず今日は本館エリアに行ってみようー!
新館を通り過ぎると、本館との連絡通路があり、通路の途中にはエレベーターがあります。
このエレベーターは食堂に行くのに使いますので、要チェックです。
本館は年季の入った建物でいい感じです。
なんかのジャンルの小部屋もありました。
本館のカウンターの周りには、イスが並んでいます。(書籍の受け渡し待ち?)
広いフロアーには、新館でも見た、白いデスクトップPCがずらーっと並ぶ閲覧席があります。
席数、多いです。
なんか調べてみよう、とりあえず!
今日は様子見で、とくにこれといった目的はなかったのですが、とりあえずPCの前に座ってみることに。
見ると、モニターの右横にカードリーダーが置いてあります。
これは、さっきの登録証を置けということですね。
早速、登録証をカードリーダーの上に置き、パスワードを入力してログインです。
どうやらこの図書館は、本棚を歩き回って目的の本を探すのではなく、PCで検索し、司書に申請して本を受け取るしくみのようです。プリントサービスもやっているようで、こちらもウェブ上で申請します。
PC上で閲覧可能な書籍やデータは山ほどあります。
向いの席では、PCでマンガを見ている人もいます。
…なんかちょっと丸見え感があり、申し訳ない気持ちになりました…
それにしても…、
うーーーーん、何を探したらいいのかわからん!
…というか、情報量が多すぎて、何が見たいのかわからなくなってきました。
何の気なしにフラフラ~と見て回る「本屋気分」ではダメなようです。
「目的」を持って、さらに「国立国会図書館のウェブ検索」を使いこなせないとダメだな~~
あと、ちゃんと利用案内も読んだ方がよさそう…
しばらく色々と検索しましたが、これといった情報を得ることもなく、じつはそろそろ次の予定の時間が…
この時点で、到着から約2時間が経過していました。
図書館出る前に、売店と食堂の確認はしときたいなぁ。
次の予定があったので早めに切り上げ、来た道を戻りました。
連絡通路にさしかかると、エレベーターのドアが丁度開いたので私も乗り込みました。
売店には、オリジナルお弁当がならんでいて、食堂で食べられるようです。
コンビニと品揃えは変わらず、結構便利です♪
食堂に行くと、ショーケースにメニューの食品サンプルが並んでいます。
昔ながらの雰囲気で、カレーとかカツ丼とか唐揚げとか、そば・うどんとか、食堂の王道メニューがいろいろありましたw
こちら、メインメニューは食券を買って、小鉢的なものは別途、現金で追加購入できるようです。
この日は時間がなかったので、食事はできませんでした、残念!
この日は、館内の一部しか見て回れませんでしたが、次回はもう少し探検(?)してみたいと思います。
売店&食堂の確認も完了したので、はじめての国立国会図書館はひとまず、終了です。
次回は目的を決めて、1日じっくりと図書館にこもってみたいと思います。
プリントサービスとか、書籍(実物)の申請&閲覧もしてみたいです。
おつかれさまでしたー!
国立国会図書館のまとめ
国立国会図書館に行って、これは!と思ったポイントをメモしておきます。
- 初めての人は申請書記入から登録証の発行まで15分~30分くらいはみた方がよい
- 図書館の案内には目を通そう
- あらかじめ何を調べるか決めて行った方がいい
- 初心者はとまどうので1日いるつもりで行く
- 本は借りられない
- 食堂には、ぜひ行ってみよう!
国立国会図書館 東京本館
ホームページ | |
所在地 | 〒100-8924 千代田区永田町1-10-1 |
電話 | 03-3581-2331(代表) 03-3506-3300(自動音声案内) |
開館時間 | 9時30分~19時(土曜日は17時) |
休館日 | 日曜日、国民の祝日・休日、年末年始、第3水曜日(資料整理休館日) |
交通 |
東京メトロ有楽町線「永田町駅」2番出口 徒歩約5分 東京メトロ半蔵門線・南北線「永田町駅」3番出口 徒歩約8分 東京メトロ千代田線「国会議事堂前駅」1番出口 徒歩約12分 都営バス 橋63系統「国会議事堂前」停留所 徒歩約5分 |
車での来館 |
利用者入口前に駐車場がありますが、なるべく公共交通機関をご利用ください。 また、身体障害者専用スペースへの健常者の駐車はご遠慮ください。 |